口臭の原因：病気

病気が原因の口臭

ここでは病気が原因となる口臭の、主要なものについて見ていきましょう。

病気特有の口臭

病気特有の口臭が発生する場合があります。たとえば、

肝炎や糖尿病の場合は甘酸っぱい、りんごが腐ったような臭い
尿毒症の場合は、アンモニア臭
歯周病のように特定の細菌による強い臭い

口臭とはいえ、その背後には重篤な病気が隠れている場合があります。もし口臭以外でも体調の不良を感じるようであれば、一度病院で見てもらったほうがいいでしょう。

呼吸器の病気が原因の口臭

気管や気管支、肺、胸膜などを総称して呼吸器といいますが、これらのいずれかが病気であることによって口臭が発生することがあります。

たとえば鼻の病気の場合、鼻呼吸ができなくなって口呼吸するようになります。これがドライマウスを引き起こし、口臭の原因になります。

また喉の病気の場合、喉をきれいに保つために唾液を頻繁に飲み込むため、口の中の唾液が少なくなり、これにより口臭が発生します。

このように、口臭とは直接関係ない病気であっても、口とつながっているために口臭の間接的な原因となってしまうことがあります。

口の中の病気が原因の口臭

口の病気でよく発生するのが歯周病です。歯垢に含まれる歯周病菌に感染し、歯茎が腫れたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまったりします。

歯周病にかかると歯周病菌が繁殖するせいで、口臭がひどくなってしまいます。歯周病は定期的に歯医者で治療してもらうことで予防、改善が可能です。

また唾液がよく出るようにしたり、唾液を洗い過ぎない工夫をすることで、口の中の菌の発生を抑えることができます。

なお、病的原因の場合、約９０％が口の中に原因があるといわれています。そのため、病気が疑われる場合は、一度歯医者に相談してみるのがよいと思います。

まとめ

病気による口臭について見てみました。その他にも様々な原因があるため、病気が疑われる場合は迷わず病院や歯医者に相談してみてください。

ただし歯医者では口臭そのものは病気として扱われないため、治療が終わっても口臭が改善しないことがあります。

そのような場合は自分で対処するしかないのですが、一般に知られている方法には間違いが多いのです。間違った方法を続けていると口臭が治らないうえに、逆にひどくなることもあります。

なにをやってもなかなか口臭が治らないという方は、以下を参考にし、よい方法を見つけてみてください。

サプリやブレスケアではなかなか改善しない、しつこい口臭。楽しい会話の途中で、相手が顔をしかめたり、鼻を押さえたり。もう自分の口臭が気になって、会話にならなくなったことはありませんか？
そうした口臭の【根本原因】は決して口だけにあるのではありません。胃や肺、血液、場合によってはストレスが原因になっていることもあるのです。根本原因を知り、適切に対処しなければ、口臭は無くなるどころか、ひどくなることさえあります。
しかしあきらめる必要はありません。正しい改善方法を知り、適切な対処をすれば、口臭を根本から改善し、口臭と一生おさらばすることは十分可能なのです。
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